機器の進歩に焦り
写真は勉強会行った際のホテルので1コマ。奥の光源は小さながらも星なってますね。
ってな、話でなく先日行った勉強会でやっぱ時代は進歩していると痛感する。まったく付いてイケてない。
最新技術ってすごいわ。
ちょっと真面目な医学のお話し。
HyperPerfusion Syndrome:HPS:過灌流障害というものがあります。術後過灌流と過灌流症候群に大別できるのですが、術後血管攣縮や脳浮腫や脳内出血を惹起することがあり、以前の職場ではやはりUS(超音波)での評価等を行っている場合があった。また、NM(核医学)の世界でも同様に評価することが行われているが、NMを所有している施設はごく限られた施設であり、そのような評価を行っている施設も限られるかと思う。
昨今では頚動脈狭窄症などを耳にすることがあるかと思いますが、この頚動脈狭窄症を治療する際に、CEA(頸動脈内膜剥離術)やCAS(頸動脈ステント留置術)などが行われます。
開頭術以外のこの手術の際にも起こり得るため、この過灌流症候群を予め予測すると言うテーマでした。術後の予後を踏まえると、予め予測できるのであればそれに越したことないですからね。
ここまでの話なら、”成程”で終わっていたのですが、これをMRIで評価するって言うところでびっくりです。しかも、脳温を測定するなど様々な撮影技術が開発されているんですね。その原理がまったく理解できない。まぁもともとMRIは苦手でしたけど・・・・難しいんですよね。
まさに一生勉強と言ったところです。