新製品の発表…雑感
富士フィルムから新しいカメラの発表があった。昨年のいつ頃だろうか?中古でX-E3を購入し、それ以降はスナップシューターとして重宝している。それに加え、年末にXS10を購入し2台体制(α7RⅢ加えたら3台か💧)の現在。普段はほぼX-E3+Wtulensのコンビでスナップしている。今年の山で、X-S10を使用してみたが重さと言い、扱いやすさと言い非常に使いやすい。まぁ基本的に富士フィルムが嫌になって、α7RⅢを購入したわけでもなく、広角レンズを本来の画角で撮りたかったのが理由。先代のX-E2でもサイズ感以外はそれほど不満もなかったんですが…。
X-S10が発売され、「富士さんどえらいモノ発売しよったなぁ!」と思って、購入に至ったわけです。
元々、X-E2を使いつつ、欠点と言うのか困っていた点はEVFの解像度とボディ形状でした。
オールドレンズ遊びの私としては、レンズの重さですごくバランスの悪い状況でした。そのため、グリップの浅いX-E2では不安定でとてもやりにくかったのが事実です。そこで、先ほども書きましたが、APSCと言うイメージサークルゆえの拡大…広角レンズを本来の画角で撮りたいという気持ちと合わさって、フルサイズ機の購入に至ったのですが、正直フルサイズ機を持ち歩くのは非常に微妙です。α7RⅢの写真が悪いと言ってるわけではないのですが、どうも富士フィルムさんの絵作りの方が自分にはしっくり合うのは否めず、α7RⅢを購入した際には富士フィルムさんと同じような絵が出ないか試行錯誤したものです(青色はα7RⅢの方が濃い)。ボディサイズもさることながら重さもあります。なので、普段使いにはX-E2も使用していましたが、やはりそれでも大きいので、X-E3を購入したのが経緯です。もちろんフィルムシミュレーションとEVFの解像度も理由の1つでもあります。
そんな中、手振れ補正があり、軽量コンパクトなX-S10が発表され、色んなレビューは見てましたが「良さそうだけど、慌てて買う理由ないよね」なんて思っていましたが、レンズの修理で行ったサービスステーションで手に持った瞬間に…はい落ちました(笑)このグリップすげーわ!と(笑)
これで、最新のフィルムシミュレーションを搭載しつつ、手振れ補正機能に加えこのグリップ感…もちろん即買い(1Wぐらいは悩んだ)でしたね。先日の山行きでも使い勝手は良好で、こりゃα7RⅢはほとんど使わなくなりそうだなぁと思った次第です。まぁ唯一のフルサイズだし、手放そうとは思わないんですけどね。
富士フィルムさんのラインナップの中で、好きなスタイルはレンジファインダー様のX-ProシリーズやX-Eシリーズなので、X-S10の装備を踏まえX-E3の後継機種であるX-E4には非常に期待していました。まぁもう発売されないと言う噂が結構流れていたのは事実です。が、今回、発表されました。個人的には、
「がっかりした」
のが本音です。
軽量化した⇒良い事と思う
見た目ライカっぽくなった⇒スタイルは好みだろうが、持ちにくいだろうな
グリップ形状がなくなった⇒ホールド感なくなり、親指の位置が微妙
リアダイアルがなくなる⇒個人的にはリアは必須。グリップ力低いのにフロントダイアル動かせるの?
手振れ補正がない⇒非常に残念な結果
なので、買えないし買わない。つか、レビュー動画見てるとむちゃくちゃな気がする。同時発売のサムレストやグリップを踏まえての動画になるだろうけど、さんざんスタイリッシュになってデザイン面良くなりスナップシューターとして最高なんて言いながら、サムレストで親指が云々とコメントし、結局のところ「私はこのグリップを使って撮り、非常に使いやすい」なんてコメントどないやねん?スタイルを無視したような内容を言ってると分からないんだろうか?これなら滋賀県在住のユーチューバーの方のレビューの方がよっぽど良い。
「スタイリッシュになり、デザインは良くなったけど、撮るならX-E3の方が撮りやすい」とレビューされてた。これが正確なレビュー動画だなぁと思う。
まぁ結局YouTubeでもTVのコメンテーター、政治家も同じようなもんだと…踊らされないように気を付けようと思う。